2009年11月10日
藤枝の隠れ家 観音寺・水月庵の精進料理
春に見事な桜を咲かせてくれる金毘羅さんの裏手に、知る人ぞ知る 藤枝の隠れ家的料理屋。
藤枝の食事処として、ぜひ、皆さんにお知らせしたい場所です。
料理といっても場所はお寺さん、メニューは精進料理!
料理長は曹洞宗の總持寺で長年、典座(てんざ)という総料理長をつとめておられた、小金山泰玄師!
小金山泰玄師の料理は、僧侶の間でも訪れた方にも、口コミでかなりの評判であったとか。
始めてお会いするその雰囲気は、
なんとも大きく優しく、言葉や所作には人を思いやることの温かさを感じます。
しかし、厨房に入り料理が始まると、体験にこられた生徒さんの合間を3倍速で動いていきます。
「料理人」というより 「母親」のその手で、手際よく
はやいはやい。
それでいて試食もしっかり作ってくれています。
めくるめく料理現場、例えるなら「戦」!です。普段はもっと凄いと思いますが。
なんとひとりで一度に300人分は作ることができるとのことで、
また、總持寺では厨房で20人ほどを指揮して1600人!!をまかなったこともあるという話です。
桁違いなお話に唖然。。
しかし、師の料理の原点は、母親とこの観音寺でやり始めたこと。
「わたしの土台になっているのは母親の味ですよ」
そこからお寺で人気が出て、最終的に総料理長の典座(てんざ)という地位にまでいたったそうです。
1月にやっと地元・藤枝に戻ってきた師ですが、
現在でも東京から京都まで、出張しては料理を作ったりしているんです!
そのためお店の休業は不定期ですので、ご了承を。
そうこうしているうちに、精進料理の膳が出来上がっていきます。
今回はご好意で、私も生徒さんとご一緒させていただくことになりました。
これは、、なんて贅沢な精進料理っ!
おろしたての山芋汁や手作りのゴマ豆腐そして和え物 etc..
精進料理の本膳は皿数は奇数(総持寺では1つのお膳に9皿)と決まっていて、
親碗、汁椀、平椀、坪椀、膳皿、中皿、小皿、香皿、猪口があり、置く場所も決まっています。
動物性のものはもちろん、曹洞宗ではネギや韮などのにおいの強い野菜も使わないとのこと。
普段から菜食のわたしにはありがた~いお食事です。
美味しいものを食べたときって、本当に幸せですよね!!
皆さん笑顔です。
ゆっくりと外の景色を眺めながらの食事、眼下には瀬戸川、天気の良い日は正面に富士山もみえるそうです。
食事をしながら、「体験プログラム」の企画のことから、ご家族、料理、食育、趣味のことまで、いろいろお話を伺いました。
趣味といえば・・、、師は趣味?というかプロレベルで、おなじみ「趣味の園芸」にも執筆していたと。
その世界では知らない人はいないほどの人物。。
水月庵の横の畑には植物園が・・なんでもサボテンに関してはプロのプロ!だそうです。
ものすごいコレクションの数!これでも最盛期の10分の1だとおっしゃる。
1000くらいのものから、希少価値が高いものまでかなりのお値段のものも。。
原産アフリカ、メキシコと目新しい子たちがいっぱいいます。
「月に一度、こちらのほうの集まりもココであるんですよ。遠くは東京。横浜から・・」
完全に趣味の域を超えています。何でも極めてしまう方なのですね。
ありがたくも、サボテンをひとつ頂きました。
さっそく、育ててみようと思います。
さてさて、いつも食べる食事、みなさんは何を選んでますか?
「食べ物」=「明日の自分」
食べたものが自分の体になるのはもちろん、気分や思考にも影響を与えます。
藤枝の隠れ家、小金山泰玄師の精進料理、いちど体感してみてください。
◇
自然空間の中で、精進料理を味わえる隠れ家「水月庵」は
2~3月梅の花と香 / 4月桜の花爛漫 / 5月~ 紫陽花
富士山や瀬戸川を眼下に、四季おりおりの花を楽しみながら本格的な精進料理を味わえます。
ご飯は季節ごと異なり、たけのこごはん、豆ご飯、栗ご飯などの季節の味。
お食事は3,500円~
希望により説法が聞けます(30分ほど)
水月庵
054-644-5503
静岡県藤枝市瀬古1丁目2-1
藤枝駅より車で5分(駐車場あり)
小金山泰玄師、ありがとうございました!
藤枝の食事処として、ぜひ、皆さんにお知らせしたい場所です。
料理といっても場所はお寺さん、メニューは精進料理!
料理長は曹洞宗の總持寺で長年、典座(てんざ)という総料理長をつとめておられた、小金山泰玄師!
小金山泰玄師の料理は、僧侶の間でも訪れた方にも、口コミでかなりの評判であったとか。
始めてお会いするその雰囲気は、
なんとも大きく優しく、言葉や所作には人を思いやることの温かさを感じます。
しかし、厨房に入り料理が始まると、体験にこられた生徒さんの合間を3倍速で動いていきます。
「料理人」というより 「母親」のその手で、手際よく
はやいはやい。
それでいて試食もしっかり作ってくれています。
めくるめく料理現場、例えるなら「戦」!です。普段はもっと凄いと思いますが。
なんとひとりで一度に300人分は作ることができるとのことで、
また、總持寺では厨房で20人ほどを指揮して1600人!!をまかなったこともあるという話です。
桁違いなお話に唖然。。
しかし、師の料理の原点は、母親とこの観音寺でやり始めたこと。
「わたしの土台になっているのは母親の味ですよ」
そこからお寺で人気が出て、最終的に総料理長の典座(てんざ)という地位にまでいたったそうです。
1月にやっと地元・藤枝に戻ってきた師ですが、
現在でも東京から京都まで、出張しては料理を作ったりしているんです!
そのためお店の休業は不定期ですので、ご了承を。
そうこうしているうちに、精進料理の膳が出来上がっていきます。
今回はご好意で、私も生徒さんとご一緒させていただくことになりました。
これは、、なんて贅沢な精進料理っ!
おろしたての山芋汁や手作りのゴマ豆腐そして和え物 etc..
精進料理の本膳は皿数は奇数(総持寺では1つのお膳に9皿)と決まっていて、
親碗、汁椀、平椀、坪椀、膳皿、中皿、小皿、香皿、猪口があり、置く場所も決まっています。
動物性のものはもちろん、曹洞宗ではネギや韮などのにおいの強い野菜も使わないとのこと。
普段から菜食のわたしにはありがた~いお食事です。
美味しいものを食べたときって、本当に幸せですよね!!
皆さん笑顔です。
ゆっくりと外の景色を眺めながらの食事、眼下には瀬戸川、天気の良い日は正面に富士山もみえるそうです。
食事をしながら、「体験プログラム」の企画のことから、ご家族、料理、食育、趣味のことまで、いろいろお話を伺いました。
趣味といえば・・、、師は趣味?というかプロレベルで、おなじみ「趣味の園芸」にも執筆していたと。
その世界では知らない人はいないほどの人物。。
水月庵の横の畑には植物園が・・なんでもサボテンに関してはプロのプロ!だそうです。
ものすごいコレクションの数!これでも最盛期の10分の1だとおっしゃる。
1000くらいのものから、希少価値が高いものまでかなりのお値段のものも。。
原産アフリカ、メキシコと目新しい子たちがいっぱいいます。
「月に一度、こちらのほうの集まりもココであるんですよ。遠くは東京。横浜から・・」
完全に趣味の域を超えています。何でも極めてしまう方なのですね。
ありがたくも、サボテンをひとつ頂きました。
さっそく、育ててみようと思います。
さてさて、いつも食べる食事、みなさんは何を選んでますか?
「食べ物」=「明日の自分」
食べたものが自分の体になるのはもちろん、気分や思考にも影響を与えます。
藤枝の隠れ家、小金山泰玄師の精進料理、いちど体感してみてください。
◇
自然空間の中で、精進料理を味わえる隠れ家「水月庵」は
2~3月梅の花と香 / 4月桜の花爛漫 / 5月~ 紫陽花
富士山や瀬戸川を眼下に、四季おりおりの花を楽しみながら本格的な精進料理を味わえます。
ご飯は季節ごと異なり、たけのこごはん、豆ご飯、栗ご飯などの季節の味。
お食事は3,500円~
希望により説法が聞けます(30分ほど)
水月庵
054-644-5503
静岡県藤枝市瀬古1丁目2-1
藤枝駅より車で5分(駐車場あり)
小金山泰玄師、ありがとうございました!
Posted by MAITOM at 22:00
│食 ~Food~