2010年07月27日

民宿特集 あづま民宿

民宿特集 第四弾は ・ ・ ・

岡部町宮島にある

あづま民宿 さんです。


ここは、以前、 ご紹介しました、「前島東平さん」の経営する民宿。


 ・ ・ ということで、農家民宿のひとつとしてのご紹介は、以前の記事をご覧下さい~!!



  日本一の玉露の景観 前島東平さん (10/19)




次回は第五弾の「玉本屋」さん!


ここは、もう一度しっかり取材したいと思っていたところ。 乞う、ご期待!!

  


Posted by MAITOM at 22:00宿 ~Staying~

2010年07月15日

民宿特集 きくや旅館

民宿特集 第二回の紹介は きくや旅館さん




なんと Since1888  


  !!!



1988?? 聞き間違えたかと思いましたが、本当に 明治21年からの営業なんですって!!


進駐軍の方が泊まられたこともあったとか。



いつも通る岡部の道に、こんな歴史を持つ場所があったとは・・ 驚きです。


現在のオーナーであるご主人は3代目になるそうです。





以前は道沿いから奥のほうまで続いていた旅館を2002年に大幅に改築したとのことで、

たたずまいは旅館というより、親しみとくつろぎのあるも感じになっています。


中に入ると、リビングに素敵な切り絵が飾られています。




染めた紙を取り寄せるところから始まり、製作するとのことで、

そのこだわりが作品のの質感を高くしている感じがします。


題材は、草や木や花がメイン。黒い画用紙に、染めた色紙がとっても鮮やか~ですね。


切り絵を始めてもう14年ほどになるとか!  かなりレベルの高い趣味です。。


たまに、宿泊者からの希望があれば、ちいさな「切り絵教室」も開いているとのことで、


旅の思い出やお土産にもよさそうですよ *





温かみのある台所のカウンターに梅が・・





なんだか美味しそうです、これは梅干にするんですか??という話から


きくや旅館、女将さん特性の梅干を頂きました。




これが、美味しいです。


なんだか、きくや旅館さんに泊まると、エネルギーのある食事が楽しめそうな予感。。






すると、



  

   「実は、野菜なんかもうちで作っているのよ。裏に畑があってね・・」




と、旅館でありながら野菜も自家栽培のものを使っているとのこと。






それはそれは    ・・・ということで、 畑におジャマしました!







本当に、裏には畑が。。


いろいろなものが育っています。







面白いのは、野菜などの食用とは無関係に、花や植物も植えられているところ。

しかも迫力のある花や、不思議な形の花がところどころに。










     「これはトケイソウでね、そっちのはナス、あの木はレモン

       これはアジサイで・・・」











 


これは、“ガーデン”というべきか“畑”というべきか


なんだか 私にとっては「予測不可能」でとっても面白いです。





それにしても、毎日、庭で収穫しながら、花を愛でれるなんて素敵な場所です。


きっとこの中の多様な花々が、リビングの切り絵のモデルになっているんですね~



ここ以外にも、少し離れたところに畑があるそうで、

そこでも野菜を作っているそうです。




そんな、自家栽培の野菜は、なんと~宿泊者の朝食や夕食として振舞われますっ。

嬉しいですねー。




明治からの創業ということもあり、きくや旅館さんは常連さんが多く、


ほとんどが口コミで来られるとのこと。


また、立地上、東海道を歩く方が多く、ゆっくりと足を休めていかれるそうです。



お部屋には、立ち寄られた方の著作や関係書籍が多く、充実しています。

 “東海道ウォーカー” にとっては嬉しい旅館ですねっ


また、工事などの関係で きくや旅館さんに長期滞在して、そのまま岡部に移住した方もいるんですって。

その他にも、いろいろ~お話をお伺いすることができました。




さてさて、畑の野菜の 行く末を期待してしまう、きくや旅館

やっぱり今度は料理を食べたい!! 



手作りの甘味も かなりおすすめ



やさしい 女将さんの笑顔と心遣いがとっても印象的です。






きくや 旅館
静岡県藤枝市岡部町内谷597-3
TEL 054-667-0151

1泊2食 6,500~7,000円
チェックイン 15:00 アウト 10:00
客室7室(和室)





きくや旅館さん、女将さん、ありがとうございました!
  


Posted by MAITOM at 22:00宿 ~Staying~

2010年07月12日

民宿特集 民宿 美よし

前触れもなく  『民宿・特集』~!!



のーんびーり 自然と溶け合って 出会った人と話して

その土地に住むような感覚で 旅を楽しみたい。

という旅人の願望。


その土地ならではの「ごはん」(料理)があるのって もしかして民宿?!

という思いつきの仮説。


藤枝魅力人定住化 と 土地の味覚発掘 をウラで期待しつつ

 『民宿・特集』 をすることになりました!







ここは岡部の朝比奈、今回のご紹介は「民宿 美よし」さん。

いつも気になっていた可愛い看板と建物におじゃまします。





迎えてくださったのは、オーナーである前島勝さんと都志子さん。

なんだか、「民宿」というにはさっぱりとした内装。



きれいな空気を感じるのは、横を流れている朝比奈川と


「シンプルなのがいいのね」という女将さんの空間づくりによるものかもしれません。


そしてなんだか現代的なところも。





それもそのはず、築20年とはいうものの、数年前に改築したばかりなんですって。




揺れるカーテンを通り越し、大広間に通していただくと、





建物の中であることを忘れてしまいそうなお部屋が!





まさに眼下を朝比奈川が流れ、せせらぎが聞こえてきます。




川を眺めていると、あっ!白鷺?





緑の間に真っ白な鳥がいました。






  これは、いいですねぇ







  いやー いいですねー







と連発してしまうくらい光が入る気持ちの良いお部屋でした。

(写真がいまいちですみませんが)



さて、2階に上がらせてもらうと、





これまた階段が一風変わった、モダンなデザインですねえ。



下から見上げると、だまし絵を見ているような錯覚に陥ります。





そして二階へ

ここもまた雰囲気~漂うお部屋デス。





なにより、この部屋、



窓から釣りができるのでは?!?!

というくらい、目の前に山肌が迫り、川がすぐそこに。



風に揺れる木々を眺めていると、

上流からの風が、窓辺を優しく吹き抜けていきます。




ここで、


民宿「美よし」の歴史を少したどってみると、

まだまだ民宿が少なかった時代に“農民民宿”としてオープンしたのが始まり。


オープンさせたのは一代目である現オーナーの父親

その名も 「みよし」 さん。


そう、民宿の名前 「美よし」 は一代目オーナーの名前だったんですね~。



その時代には、この岡部にも民宿がいくつかオープンしたそうで、

オープンしたての頃には カブトムシ・しいたけ狩りなどに

都内や他県からよく子供さんが来たとのことです。


また、“農民民宿”と呼ばれ、東京のメディアの取材もあったとか。




     「当時のカブトムシを持った子供の白黒写真があったはず・・」



と女将さん。それ、ぜひ見たいです!
(残念ながら見つかりませんでしたが。笑)






この「美よし」さんの魅力は


女将さんのシンプル・すっきりとした館内の装飾。


なんといっても 朝比奈川 の真横!! ならではの景色!


ここで、地元の山菜や筍、しいたけなんかを囲んで BBQなんて最高ですね。





とくに、朝方、川原に散歩に出ると気持ちいいそうですよ。


それはそれは気持ちいいでしょうねえ。。


早朝の空気感を 思わず想像してしまいます。



   ささっ せっかくだから 朝ではありませんが、少し川に下りてみましょう。







あっ。こうしたちょっとした植物が植えられているのもかわいらしいですね。






おっ。横には なんか存在感アル 瓦のバス停が! 





瓦が重そうだ・・


ベンチがジャストサイズだ・・

いや、ちょっと斜めにして がんばって入ってる感じかな。


目線にある、小さな窓は、待ってる間に外の景色が見れるようにという ご配慮・・?


なんだか見入ってしまうこのバス停。

不思議な魅力をもっています。






川原は本当にすぐ横の道を降りたところ。





石を飛び飛び、川の流れを眺めていると、

気持ちものんびりしてきますね。



こんなすてきな場所にある「美よし」では、

他県からの合宿の子供たちや 東海道を歩く人など、さまざまな人が利用しています。


美よしの魅力は? という質問に




    「景色と料理」




    「料理はこの土地で取れるものですね。山菜とか山芋とか、たけのことか・・・」




それをどんな料理にして・・・


と、話を伺っているだけで美味しそうなんですヨ。



季節の味覚をその土地でいただけるのは、本当に幸せなことですよね~!!


次回は、ぜひぜひ 料理の具体的な紹介をしたいですね~! 
 


 “旬”の美味しさを、「その時」 「この場所」 でしか味わえない。


土地の料理・味覚を引き出すことができ、またその味を残しているのは


やはり 「民宿の食事」かもしれない・・


そんな風に思うのです。


そんな“ぜいたく”な滞在  「美よし」でいかがですか?





民宿 美よし
〒421-1102
静岡県藤枝市岡部町宮島667-3
TEL/ 054-668-0247
FAX/ 054-668-0714




民宿美よしの前島勝さん、都志子さん、ありがとうございました!
  


Posted by MAITOM at 22:00宿 ~Staying~