2010年03月16日
鬼瓦&スマイル
今回取材させていただいたのは、平島にある 渡邊商店さん!
あの、自動車学校に行く途中の、道がぐわーっと曲がっているところにある。。
というとわかる方も多いですね 笑。
本日は、ここの鬼瓦の工房である「郷倉窯」での陶芸教室におじゃましに参りました。
が、ここの渡邊社長さんに会わずには居られません。
そう、鬼瓦のような迫力!!? の社長です。

いえいえ、 この笑顔で、鬼も人も一緒に笑って 福を呼んでしまいそうです。
豪快!!!熱い!! しかしとても細かい気配り、それでいてハイセンス!な渡邊社長。
北から南へ、国内ばかりか、ニュージーランドの茶室やアメリカ・オマハへの仕事など
海外でも大仕事をしている渡邊社長は
いつも本当に色々な面白いお話をしてくださって、
アメリカ現代アートから日本画まで幅ひろーーーーい語りで、常に新しい世界を見せてくれます。
そんな社長が今日はぐるりと案内をしてくださいました。
瓦と言えば、いまはあまり使っていないお宅が多いですね。
さらには鬼瓦ともなると、思い浮かぶのは やはりお寺さんです。
沖縄にはシーサーをのっけてるお宅など多いですが・・(これも鬼瓦と同じ流れでしょうか??)
ということで、気になって少し調べてみると ・ ・ ・
なんと、
ルーツはパルミラ(シリア中央部)にて入口の上にメドゥーサ(あの髪の毛が蛇の・・)を厄除けとして設置したものだそうです!!
それがシルクロード経由で中国に伝来。
日本では奈良時代に唐文化を積極的に取り入れだした頃、急速に全国に普及したそうです。
寺院は勿論、一般家屋など比較的古い和式建築に多く見られ、
ご存知のように、平成期以降に建てられた建築物には見られることが少なくなりました。
(より詳しい情報は こちら ⇒
)
鬼瓦を作る職人は、ズバリ「鬼師」!
「鬼師」という職があるのですねー。
とにかくも、渡邊社長に聞けば、
静岡では、国分寺を作るのに大工や瓦師がきて住み着いてそこに住んだコトが始まり。
久能山のふもとにはお寺がいっぱいあったそうです。
鬼瓦ももちろんその流れと一緒にやってきました。
我が国で最も古い鬼瓦は、奈良県奥山久米寺のもので、
飛鳥時代後期のものと推測されるそうです!!
その後、鎌倉時代は獣面や鬼面が多く、
室町時代には、二本の角を持つ鬼面が多くなったそうです。
この辺になると立体的で また迫力があります。
桃山時代から鬼面がリアルになってきて、足元が次第に発達。
江戸時代になると、雲や植物や浪を図案化したものが現れ、
現在見るような鬼瓦の原型ができたとのこと。
その後の、室町時代以降になってから 全国の寺院や町屋で見るようになっていったそうですよ。
鬼瓦といってもいろんな種類があるんですねー
いろんな鬼瓦の写真は ⇒
でどうぞ!
これが結構、見ていると面白い。
おもしろいっっ!!
バリのお面に見えたり カナダのトーテムポールに見えたり 離島のお祭りの面にみえたり・・
興味は尽きませんが
そんなフツフツとしたイメージに取り付かれながら、付いていくと
事務所の横に小さなギャラリーがありました!!

ここは若手3人の陶芸作家さんの作品が展示されているギャラリー。

かわいらしいものから 素朴だけどグッとくるものまで 結構たくさんありますよ~。
これでパスタ食べたら美味しそうだなぁ
これはおひたしが合いそう
これで緑茶 飲みたいな~
と、それぞれの作品を楽しく拝見させていただきました。
作家さんモノを買うということは、普段だとなかなかナイ機会かもしれませんが
こうやってプロフィールやエピソードなどを聞きながら 器を手にとって 眺めて ・ ・
というもの 物のストーリーが見えてきて いろんな視点から楽しむことができます。
「自分で値段を決めているうちは駄目」
と、作家と買い手の仲介や 価格設定を引き受けているのが渡邊社長。
なるほど、確かに。。
さて、このギャラリー、一般の方でも購入可能!
ですので、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。
これは!と 自分のお気に入りに出会ってしまうかもしれませんよ~!
また、ギャラリー内には
有名な陶芸作家の方の作品も一緒に展示してあったするので、
これ見たことある~!この作家さんの作品そういえば・・ と思い当たるかたも多いのでは。。
ギャラリー内をあれやこれやと
ひととおり拝見させていただき、 さてさて道を挟はさんで 隣の陶芸教室へ ・ ・ ・
と思ったら、 おや?
目に入ったのは ふと前の敷地にある赤いトラック。

おお~っ。
真っ赤っ!! トラックっ!!! ベンツっ!!!!
専門知識がないので マニアの方に是非解説していただきたいのですが
こんなトラック、ありなんですね。。
金額は ・ ・ ・ 伏せておきましょう。
ぐああああっっ と口をあけた姿がなんともスゴイ!!
これはもう、真っ赤な巨大生物 と言っても良いのかもしれません。

渡邊社長も負けてなーい!!
これでゲリラライブなんてしたらものすごい注目度。まちがいなし。
このドライバーさん、トラック仲間のあいだでは羨まれる存在だそうで。
「これ乗ってるから 給料要らないぐらいだよな~ 笑」
「ほしいっす」
なんて。 笑いながら。
テクテク後ろへ回ってみると ・ ・ !!

Of course I'm slower than you.
I'm carrying your dreams.
これは遅くてもしょうがない!と思ってしまいますね!!
大切に「夢」運んでください~ ♪
さて、操縦士の名前入り 巨大生物に圧倒されながらも。
いざ陶芸教室へ。
と、この先は次回に紹介させていただきましょう ・ ・
>>> 郷倉窯de陶芸 前田直紀さん へ続く。。

渡邊社長、渡邊商店の方々、ありがとうございました!
オマケ/
不思議なことに、この取材の前日に
スローライフ掛川さんの方におじゃまして
「カメラマン」から「カワラマン」に転身した 山田修二さん にお会いすることができたので!
瓦つながりで紹介させていただきます!
瓦の魅力 淡路島の魅力 どうぞ。
↓

写真を通して伝わってくる 淡路島の空気感と時間の流れ。
藤枝の風景や人物もこんな風にして表現できるなら ・ ・
と、思うのです。
あの、自動車学校に行く途中の、道がぐわーっと曲がっているところにある。。
というとわかる方も多いですね 笑。
本日は、ここの鬼瓦の工房である「郷倉窯」での陶芸教室におじゃましに参りました。
が、ここの渡邊社長さんに会わずには居られません。
そう、鬼瓦のような迫力!!? の社長です。
いえいえ、 この笑顔で、鬼も人も一緒に笑って 福を呼んでしまいそうです。
豪快!!!熱い!! しかしとても細かい気配り、それでいてハイセンス!な渡邊社長。
北から南へ、国内ばかりか、ニュージーランドの茶室やアメリカ・オマハへの仕事など
海外でも大仕事をしている渡邊社長は
いつも本当に色々な面白いお話をしてくださって、
アメリカ現代アートから日本画まで幅ひろーーーーい語りで、常に新しい世界を見せてくれます。
そんな社長が今日はぐるりと案内をしてくださいました。
瓦と言えば、いまはあまり使っていないお宅が多いですね。
さらには鬼瓦ともなると、思い浮かぶのは やはりお寺さんです。
沖縄にはシーサーをのっけてるお宅など多いですが・・(これも鬼瓦と同じ流れでしょうか??)
ということで、気になって少し調べてみると ・ ・ ・
なんと、
ルーツはパルミラ(シリア中央部)にて入口の上にメドゥーサ(あの髪の毛が蛇の・・)を厄除けとして設置したものだそうです!!
それがシルクロード経由で中国に伝来。
日本では奈良時代に唐文化を積極的に取り入れだした頃、急速に全国に普及したそうです。
寺院は勿論、一般家屋など比較的古い和式建築に多く見られ、
ご存知のように、平成期以降に建てられた建築物には見られることが少なくなりました。
(より詳しい情報は こちら ⇒

鬼瓦を作る職人は、ズバリ「鬼師」!
「鬼師」という職があるのですねー。
とにかくも、渡邊社長に聞けば、
静岡では、国分寺を作るのに大工や瓦師がきて住み着いてそこに住んだコトが始まり。
久能山のふもとにはお寺がいっぱいあったそうです。
鬼瓦ももちろんその流れと一緒にやってきました。
我が国で最も古い鬼瓦は、奈良県奥山久米寺のもので、
飛鳥時代後期のものと推測されるそうです!!
その後、鎌倉時代は獣面や鬼面が多く、
室町時代には、二本の角を持つ鬼面が多くなったそうです。
この辺になると立体的で また迫力があります。
桃山時代から鬼面がリアルになってきて、足元が次第に発達。
江戸時代になると、雲や植物や浪を図案化したものが現れ、
現在見るような鬼瓦の原型ができたとのこと。
その後の、室町時代以降になってから 全国の寺院や町屋で見るようになっていったそうですよ。
鬼瓦といってもいろんな種類があるんですねー
いろんな鬼瓦の写真は ⇒

これが結構、見ていると面白い。
おもしろいっっ!!
バリのお面に見えたり カナダのトーテムポールに見えたり 離島のお祭りの面にみえたり・・
興味は尽きませんが
そんなフツフツとしたイメージに取り付かれながら、付いていくと
事務所の横に小さなギャラリーがありました!!
ここは若手3人の陶芸作家さんの作品が展示されているギャラリー。
かわいらしいものから 素朴だけどグッとくるものまで 結構たくさんありますよ~。
これでパスタ食べたら美味しそうだなぁ
これはおひたしが合いそう
これで緑茶 飲みたいな~
と、それぞれの作品を楽しく拝見させていただきました。
作家さんモノを買うということは、普段だとなかなかナイ機会かもしれませんが
こうやってプロフィールやエピソードなどを聞きながら 器を手にとって 眺めて ・ ・
というもの 物のストーリーが見えてきて いろんな視点から楽しむことができます。
「自分で値段を決めているうちは駄目」
と、作家と買い手の仲介や 価格設定を引き受けているのが渡邊社長。
なるほど、確かに。。
さて、このギャラリー、一般の方でも購入可能!
ですので、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。
これは!と 自分のお気に入りに出会ってしまうかもしれませんよ~!
また、ギャラリー内には
有名な陶芸作家の方の作品も一緒に展示してあったするので、
これ見たことある~!この作家さんの作品そういえば・・ と思い当たるかたも多いのでは。。
ギャラリー内をあれやこれやと
ひととおり拝見させていただき、 さてさて道を挟はさんで 隣の陶芸教室へ ・ ・ ・
と思ったら、 おや?
目に入ったのは ふと前の敷地にある赤いトラック。
おお~っ。
真っ赤っ!! トラックっ!!! ベンツっ!!!!
専門知識がないので マニアの方に是非解説していただきたいのですが
こんなトラック、ありなんですね。。
金額は ・ ・ ・ 伏せておきましょう。
ぐああああっっ と口をあけた姿がなんともスゴイ!!
これはもう、真っ赤な巨大生物 と言っても良いのかもしれません。
渡邊社長も負けてなーい!!
これでゲリラライブなんてしたらものすごい注目度。まちがいなし。
このドライバーさん、トラック仲間のあいだでは羨まれる存在だそうで。
「これ乗ってるから 給料要らないぐらいだよな~ 笑」
「ほしいっす」
なんて。 笑いながら。
テクテク後ろへ回ってみると ・ ・ !!
Of course I'm slower than you.
I'm carrying your dreams.
これは遅くてもしょうがない!と思ってしまいますね!!
大切に「夢」運んでください~ ♪
さて、操縦士の名前入り 巨大生物に圧倒されながらも。
いざ陶芸教室へ。
と、この先は次回に紹介させていただきましょう ・ ・
>>> 郷倉窯de陶芸 前田直紀さん へ続く。。
渡邊社長、渡邊商店の方々、ありがとうございました!
オマケ/
不思議なことに、この取材の前日に
スローライフ掛川さんの方におじゃまして
「カメラマン」から「カワラマン」に転身した 山田修二さん にお会いすることができたので!
瓦つながりで紹介させていただきます!
瓦の魅力 淡路島の魅力 どうぞ。
↓

写真を通して伝わってくる 淡路島の空気感と時間の流れ。
藤枝の風景や人物もこんな風にして表現できるなら ・ ・
と、思うのです。
Posted by MAITOM at
22:00
│工芸 ~Craft~