2009年12月24日
味噌との会話
食への関心が高まる中で、豆腐やこんにゃくなどの手作り体験が人気ですが
そんな中でももっとも日本食の基本といえる、「味噌」に注目しました。
それも「大正元年創業」の歴史ある味噌屋 ・ ・ ではなくてお米屋さん。
藤枝市岡部の「かど万米店」!!

見覚えがありますか?
岡部の道を通るたびに見る「玄米」の文字、看板、お店 。 。
きっと気になっていたのは私だけじゃないハズです。
店主は、「麺づくり75年」「手づくり味噌教室」を掲げる、増田万寿夫さんです。
今回は快く、味噌作りに参加させていただくことになりました!
さっそく伺うと、あたたか~い湯気と豆を煮たいい~香りが漂っています。
休日ということもあって、親子の参加が多く、とっても賑やかな雰囲気です。
味噌というと、普段はスーパーで既存のものを買う方も多いと思いますが、
いったい何が原料として入っているのかご存知ですか?

なんと、 麹 大豆 塩 たったこれだけなんですね!
シンプルです。
かど万さんでは、大豆を煮るまでの下準備を既にやってくれているので、
大豆をつぶすところから始まります。
大きな桶に、たくさんの大豆をスリコギで よいしょよいしょ とつぶします。
これが結構、大変! でも、楽しい!!
立ち上る湯気と香り ・ ・ このままでもカナリ美味しそうです。

ここ、かど万さんの味噌は昔ながらの変わらない製法で作っています。
余分なものも入っていないし、
麹の発酵も自然にまかせています。
だから、厳選している素材の味がしっかりいきてきます。

発酵した麹は、いわば、お米にカビが生えた状態に近いです
食べさせてもらうと、甘い!おいしい!!
酵母のはたらき→ブドウ糖→旨み
箱根の甘酒茶屋では、実は甘酒が今で言う栄養ドリンクとして飲まれていたそうですが。
それはこのブドウ糖の役割だろう。。。とのこと

潰してねっとりとしてきた大豆に、麹と塩を混ぜ合わせますが
麹をつまみ食いしたり、麹をつまみ食いしたり ・ ・ 笑
なかなか口にする機会がないので、興味深々です。
丁寧な説明や、味噌の話など、いろんな話を伺いながら、
小さな手で、お父さんと一緒に

直接、手で味噌を混ぜ合わせると、

「あったかい」 「きもちいい」 「楽しい!」
食べ物のを手で触ると、
大豆の温かさ、やわらかさ、麹の呼吸、塩の感触 ・ ・ ・ ・
その生命を手から感じます。
なんというか、これは、 し あ わ せ ~ な体験ですね~。
親子での参加も、かなり盛り上がっています。
そうこうしているうちに、味噌が出来上がります
味噌樽に、空気を抜きながら味噌を敷き詰めて、完成!!

一日は蓋を開けて保存、その後は重しを載せて数ヶ月でだんだん発酵してきて
香ばしい香りになって来るそうです。
食べごろは人それぞれ「好み」だそうですが、一般的には3ヶ月以降~が良さそうです。
「味噌づくりはほとんど失敗はないですからね。 初めてでも安心してください。」 笑
自分で作った味噌がどんな味になるのか、楽しみ!
最後には、「おつかれさま」と、奥様手作りの 麹漬、煮豆、味噌を使ったお菓子
そして、お茶。
初めてのお菓子はとても美味しくって!!
「米こうじパン」なども作られるとのこと ・ ・
これを目当てに来てしまいそうですね。
参加者の中にはもう毎回のように参加している方も。

「一度ここで作ってね。もうその味を知ったらスーパーでは買えなくなるわよ~」
「お蔭さまで、リピーターが本当に多いんですよ」
「食に意識の高い方が、多くなってほしいですね」
味噌作りは味噌作りでも、かど万さんの味噌は素材が違います。
あの、伝統の味「元祖丁子屋」のとろろ汁でも、このかど万さんの米こうじを使用しているんです。
シンプルな味噌だからこそ、素材にこだわりたい。
そんな本格派思考の方には特にオススメです。
また、昔ながらの落ち着いた雰囲気が漂うお店には
味噌やお米はもちろん、全国各地からの自然食品が取りそろってます。
自分で作る格別の味噌づくり、素材へと思いを巡らせながら
味噌との対話、楽しんでみてくださいね。
◇
かど万米店 味噌づくり教室
藤枝市岡部町内谷633-5
Tel:054-667-0050
≪有機米使用≫の味噌作りもあります!
定員15名程度。
※ 詳細はお問い合わせください。

かど万米店の増田さん、奥さま、参加者のみなさま、ありがとうございました!
そんな中でももっとも日本食の基本といえる、「味噌」に注目しました。
それも「大正元年創業」の歴史ある味噌屋 ・ ・ ではなくてお米屋さん。
藤枝市岡部の「かど万米店」!!
見覚えがありますか?
岡部の道を通るたびに見る「玄米」の文字、看板、お店 。 。
きっと気になっていたのは私だけじゃないハズです。
店主は、「麺づくり75年」「手づくり味噌教室」を掲げる、増田万寿夫さんです。
今回は快く、味噌作りに参加させていただくことになりました!
さっそく伺うと、あたたか~い湯気と豆を煮たいい~香りが漂っています。
休日ということもあって、親子の参加が多く、とっても賑やかな雰囲気です。
味噌というと、普段はスーパーで既存のものを買う方も多いと思いますが、
いったい何が原料として入っているのかご存知ですか?
なんと、 麹 大豆 塩 たったこれだけなんですね!
シンプルです。
かど万さんでは、大豆を煮るまでの下準備を既にやってくれているので、
大豆をつぶすところから始まります。
大きな桶に、たくさんの大豆をスリコギで よいしょよいしょ とつぶします。
これが結構、大変! でも、楽しい!!
立ち上る湯気と香り ・ ・ このままでもカナリ美味しそうです。
ここ、かど万さんの味噌は昔ながらの変わらない製法で作っています。
余分なものも入っていないし、
麹の発酵も自然にまかせています。
だから、厳選している素材の味がしっかりいきてきます。
発酵した麹は、いわば、お米にカビが生えた状態に近いです
食べさせてもらうと、甘い!おいしい!!
酵母のはたらき→ブドウ糖→旨み
箱根の甘酒茶屋では、実は甘酒が今で言う栄養ドリンクとして飲まれていたそうですが。
それはこのブドウ糖の役割だろう。。。とのこと
潰してねっとりとしてきた大豆に、麹と塩を混ぜ合わせますが
麹をつまみ食いしたり、麹をつまみ食いしたり ・ ・ 笑
なかなか口にする機会がないので、興味深々です。
丁寧な説明や、味噌の話など、いろんな話を伺いながら、
小さな手で、お父さんと一緒に
直接、手で味噌を混ぜ合わせると、
「あったかい」 「きもちいい」 「楽しい!」
食べ物のを手で触ると、
大豆の温かさ、やわらかさ、麹の呼吸、塩の感触 ・ ・ ・ ・
その生命を手から感じます。
なんというか、これは、 し あ わ せ ~ な体験ですね~。
親子での参加も、かなり盛り上がっています。
そうこうしているうちに、味噌が出来上がります
味噌樽に、空気を抜きながら味噌を敷き詰めて、完成!!
一日は蓋を開けて保存、その後は重しを載せて数ヶ月でだんだん発酵してきて
香ばしい香りになって来るそうです。
食べごろは人それぞれ「好み」だそうですが、一般的には3ヶ月以降~が良さそうです。
「味噌づくりはほとんど失敗はないですからね。 初めてでも安心してください。」 笑
自分で作った味噌がどんな味になるのか、楽しみ!
最後には、「おつかれさま」と、奥様手作りの 麹漬、煮豆、味噌を使ったお菓子
そして、お茶。
初めてのお菓子はとても美味しくって!!
「米こうじパン」なども作られるとのこと ・ ・
これを目当てに来てしまいそうですね。
参加者の中にはもう毎回のように参加している方も。
「一度ここで作ってね。もうその味を知ったらスーパーでは買えなくなるわよ~」
「お蔭さまで、リピーターが本当に多いんですよ」
「食に意識の高い方が、多くなってほしいですね」
味噌作りは味噌作りでも、かど万さんの味噌は素材が違います。
あの、伝統の味「元祖丁子屋」のとろろ汁でも、このかど万さんの米こうじを使用しているんです。
シンプルな味噌だからこそ、素材にこだわりたい。
そんな本格派思考の方には特にオススメです。
また、昔ながらの落ち着いた雰囲気が漂うお店には
味噌やお米はもちろん、全国各地からの自然食品が取りそろってます。
自分で作る格別の味噌づくり、素材へと思いを巡らせながら
味噌との対話、楽しんでみてくださいね。
◇
かど万米店 味噌づくり教室
藤枝市岡部町内谷633-5
Tel:054-667-0050
≪有機米使用≫の味噌作りもあります!
定員15名程度。
※ 詳細はお問い合わせください。
かど万米店の増田さん、奥さま、参加者のみなさま、ありがとうございました!
2009年12月14日
絵手紙ゴコロ 甲斐節子さん
最近手紙を書いた方~!いますか~!?
ハガキにしても手紙にしても、ついにはご祝儀袋までもインクジェットの時代になった今日
明朝体とゴシック体に、表現を奪われていませんか?
そんななか、人気があるのは。。ご紹介する「絵手紙」!!
字が下手です ・ ・
なのに絵なんて、とんでもない ・ ・
と思った方、そんなこと言わずに覗いてみましょう!!
絵手紙の先生は「甲斐節子」さん!

先日の“しずおか国民文化祭2009”でも大活躍しておられました。
甲斐さんの作品はなんといってもダイナミックな構図と文字!!
そして目を引く色合い。
和風なのになんだかポップ。 しかし味わい深い・・と言う感じです。
こういうシンプルでダイナミックな表現。大好きです。




蓮華寺池公園内にある「藤枝市文学館・ミュゼ藤ふじえだ」での体験教室。
なにやら甲斐さんの教室は人気があって、急遽こちらでも教室開催になったとのコト。
さっそく皆さん 準備を始め・・ 半紙に「渦」を書き出しました。

「これがね、筆の運びの練習なのよ」
と皆さんそろって渦を書き、おもしろそうです。
そして今回は、来年が寅年ということで、素材は 「虎」さん!
それぞれの素材を眺めながら、思い思いに筆を動かします。
絵手紙は通常、紙は和紙の画仙紙を使用して
それに、墨で線や文字を書き、顔彩(日本画の絵の具)で色づけを行います。
そしてそう、下書きなし!この「一発勝負!」 ここが、絵手紙の醍醐味です。
「どうなってもね、失敗じゃないから。
あっ!変になっちゃった! と思っても、それを活かすと すごく良くなる。」
失敗を恐れない。 Everything gonna be Alright ~ ♪
で行く自由な表現はなんとも気持ちがいいものです。
そして「だからこそ」、それぞれの個性が光ります。
キラリ キラリ と。

私が気に入ってしまったのはこのトラ!
「いや~ 変になっちゃった!!」
と言っていましたが、なんともインパクトある作品っ。

ガオーッ!!
絵手紙は、 「え+ひとこと」 と、とってもシンプルなものですが、
長い文章を書く以上に伝わってくるものがありますよね。

「絵手紙をいろいろなところで教えているけれど、
その場所その場所で生徒さんからは個性的な作品が出てきて、楽しませてもらっています。」
微笑
そうおっしゃる甲斐さんの作品も、いろんな遊びや工夫があって、さすが先生というおもしろさ!!
カレンダーや屏風などの大型のものも手がけていて、ときどき個展を開催しています。
既存の枠にはまらず、つねに可能性や表現を押し広げていく甲斐さんの
のびのびとした作品。展示。 こちらも、なにか、おおらかな心持になってきます。
家族や、友達が絵を書いて送ってくれるって、素敵ですよね!
作るのも楽しいけど、受け取った人はきっと笑顔になること間違いなし。
そんなに手をかけなくても、こんなに素敵なモノができると、
海外から来られた方々にも人気です。
旅の思い出に 一筆。
蓮華寺の自然の美しさを ひとこと。
一発勝負!失敗なし!の自由な表現に、きっと気持ちよくハマってしまいますよ。
◇
【甲斐節子先生の絵手紙教室・体験!!】
連絡先: tel:054-643-2661
※ 詳細問い合わせください
「仲良し絵手紙教室」
毎月・第一金曜日 9:30-11:30
場所:藤枝市文学館・ミュゼふじえだ(蓮華寺池公園内)
〒426-0014
静岡県藤枝市若王子500
TEL:054-645-1100
FAX:054-644-8514

甲斐さん、体験教室のみなさま、ありがとうございました!!
ハガキにしても手紙にしても、ついにはご祝儀袋までもインクジェットの時代になった今日
明朝体とゴシック体に、表現を奪われていませんか?
そんななか、人気があるのは。。ご紹介する「絵手紙」!!
字が下手です ・ ・
なのに絵なんて、とんでもない ・ ・
と思った方、そんなこと言わずに覗いてみましょう!!
絵手紙の先生は「甲斐節子」さん!
先日の“しずおか国民文化祭2009”でも大活躍しておられました。
甲斐さんの作品はなんといってもダイナミックな構図と文字!!
そして目を引く色合い。
和風なのになんだかポップ。 しかし味わい深い・・と言う感じです。
こういうシンプルでダイナミックな表現。大好きです。
蓮華寺池公園内にある「藤枝市文学館・ミュゼ藤ふじえだ」での体験教室。
なにやら甲斐さんの教室は人気があって、急遽こちらでも教室開催になったとのコト。
さっそく皆さん 準備を始め・・ 半紙に「渦」を書き出しました。
「これがね、筆の運びの練習なのよ」
と皆さんそろって渦を書き、おもしろそうです。
そして今回は、来年が寅年ということで、素材は 「虎」さん!
それぞれの素材を眺めながら、思い思いに筆を動かします。
絵手紙は通常、紙は和紙の画仙紙を使用して
それに、墨で線や文字を書き、顔彩(日本画の絵の具)で色づけを行います。
そしてそう、下書きなし!この「一発勝負!」 ここが、絵手紙の醍醐味です。
「どうなってもね、失敗じゃないから。
あっ!変になっちゃった! と思っても、それを活かすと すごく良くなる。」
失敗を恐れない。 Everything gonna be Alright ~ ♪
で行く自由な表現はなんとも気持ちがいいものです。
そして「だからこそ」、それぞれの個性が光ります。
キラリ キラリ と。
私が気に入ってしまったのはこのトラ!
「いや~ 変になっちゃった!!」
と言っていましたが、なんともインパクトある作品っ。
ガオーッ!!
絵手紙は、 「え+ひとこと」 と、とってもシンプルなものですが、
長い文章を書く以上に伝わってくるものがありますよね。
「絵手紙をいろいろなところで教えているけれど、
その場所その場所で生徒さんからは個性的な作品が出てきて、楽しませてもらっています。」
微笑
そうおっしゃる甲斐さんの作品も、いろんな遊びや工夫があって、さすが先生というおもしろさ!!
カレンダーや屏風などの大型のものも手がけていて、ときどき個展を開催しています。
既存の枠にはまらず、つねに可能性や表現を押し広げていく甲斐さんの
のびのびとした作品。展示。 こちらも、なにか、おおらかな心持になってきます。
家族や、友達が絵を書いて送ってくれるって、素敵ですよね!
作るのも楽しいけど、受け取った人はきっと笑顔になること間違いなし。
そんなに手をかけなくても、こんなに素敵なモノができると、
海外から来られた方々にも人気です。
旅の思い出に 一筆。
蓮華寺の自然の美しさを ひとこと。
一発勝負!失敗なし!の自由な表現に、きっと気持ちよくハマってしまいますよ。
◇
【甲斐節子先生の絵手紙教室・体験!!】
連絡先: tel:054-643-2661
※ 詳細問い合わせください
「仲良し絵手紙教室」
毎月・第一金曜日 9:30-11:30
場所:藤枝市文学館・ミュゼふじえだ(蓮華寺池公園内)
〒426-0014
静岡県藤枝市若王子500
TEL:054-645-1100
FAX:054-644-8514
甲斐さん、体験教室のみなさま、ありがとうございました!!
Posted by MAITOM at
22:00
│アーティスト ~Art~